ボードゲームから学ぶ説明力

ボードゲームから学ぶ説明力

Clock Icon2017.04.14

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まえがき

来月あたりに社外の人を呼んでボドゲ会をしたいっと思う今日このごろ。皆様いかがお過ごしでしょうか?

ボードゲームをやりたい!やりたい!やりたいと思っても、仲間がいない。なんてことありませんか?

いないなら増やすしかない!

そこで障害になってくるのはインスト(ゲームのルール説明)です。コンピュータゲームと違うのは、ルールの説明を自分でしないといけないところです。ボードゲーム自体馴染みがないので、人生ゲームみたいに長いんでしょう?難しいんでしょう?っというマイナスのイメージがある上に、インストに失敗すると不完全燃焼で次やってくれる仲間が減る可能性があります。

僕は、インストが下手で苦手意識がありました。。。しかし苦手よりやりたい欲望が勝り、家族や親、親戚、社内、友達...ところ構わずインストしボドゲ仲間増やすことに成功しました。そこである程度のパターンができたのでまとめてみようと思いました。

この技術は資料や説明の仕方に応用できるっと思います!

インストの仕方(ゲームルールの説明)

僕がするインストの王道パターンを紹介します!以下の3つの要素を伝えるとうまくいきやすいです!

  1. 勝利条件
  2. プレイヤーができること、手順
  3. コツ(王道戦略、ジレンマ)

ハイ・ソサエティ 日本語版 (High Society) - New Games Order, LLC.というゲームを例に説明します

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勝利条件

どんなゲームかわからないと、手順などを説明しても頭の中の「?」のまま聞くので全然頭に入ってくれません。何をまず話せば、後の説明を聞いてくれるか。それは勝利条件です。

ハイソサエティのインスト場合、僕ならこんな感じです。 「あなたは貴族です。高価なアクセサリーを身につけたり、豪華な家に住んだりして、他の貴族に自慢しましょう!その中で、一番カッコイイ人が勝ちです」

重要なのが、「あなた貴族です」っとプレイヤーの役割を短く言ってあげます。「役割」にはかなりの意味が含まれていて、以降の説明を受け入れやすくしてくれます。

たとえば貴族っといってあげることで、暗黙的に「権力」「お金」「利権」「見栄」など連想され重要なのかなっという空気を読んでくれます。 雰囲気を出すために 「18世紀〜」の時代、「ヨーロッパで〜」とかいいたくなるですが、インストをするとテンパリやすいので必要最小限の説明でOKです。慣れてきたらもっと魅力を伝えられるインストを!

役割の次は、勝利条件をすぐいってあげます。この時の勝利条件は、簡略化し極端な表現にしてあげます。「かっこいい人が勝ち」っというパワーワードだけにします。 余裕があれば、「高価なアクセサリーを身につけたり、豪華な家に住んだりして、」(ここでカードをポンポンだしながら)具体例を出してあげるとなお良し。

プレイヤーができること、手順

ルール説明を受けてる人が、一番気になっていることは、ゲームのルール自体ではなく、案外「自分は何をしたらよいか、何ができるのか」だったりします。

なので、まずかなり簡略化されたゲーム内容を演技し、あなたができることは◯こ!っといってあげます。

「本日の品は、大きなダイアモンド!、みんないくらで買いますか?、俺5万ドル、いや私は10万ドル...他、他はいないか?、Aさんご購入!!」

顔を見て、理解度チェック

「このオークションで出来ることは2つ。◯ドルで買いたい or いらない のうち1つ」

本当はオークション時に、もっと細かいルールがあるんですが、イメージを掴んでもらいます。 ここでついていけない人がいないか理解度をチェックします。理解してなさそうな顔をしている人がいたら 、さらにやさしい話や、補足説明などをあげます。次に詳細に説明します。

ここから更に詳細の話をします。

「親から順番に、していきますが、オークションなので次プレイヤーが購入金額をいうときは、前の人より高い金額を提示する必要があります。全員がいらないっという言うまで続けて、一番提示金額の高い人が購入できます」

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コツ(王道戦略、ジレンマ)

ゲームは必ずジレンマやバランスをとる部分が設計されています。それが実装されているところはゲームルールです。なので先程の手順の話といえば手順の話なんですが、ここは強調していってあげます。ここがこのゲームの醍醐味だよ。っと。

「複数買いたい人が出てきた場合は、さらに金額を上乗せするか、いらないっということができます。しかし、われわれは、貴族ですが、一度提示した金を戻すみみっちいことをしてはいけません。さらに金額を上乗せするときは、手持ちのカードを追加することしかできません。そしてこのお金両替できません、もちろん購入しなかった、できなかった場合には戻ります。」 「最初1万$を提示していて、、、、(具体例)」

醍醐味の部分は丁寧にしてあげます。さらに少し王道戦略とジレンマのところをもうちょっといってあげます。

「つまり、低い金額は弱いけど、追加しかできないので、刻みたいときには必要。高い金額は、強いけど、少しだけ上乗したい時には使えないので融通がきかない。いい感じにお金の管理をしないといけないです。かっこいい人ものを一点買いで残しておくのもよし、ほどほどのものをたくさん買うの良し。いろいろ試して見てください」

ゲームルールの半分くらい説明しましたが、要点はお伝えできたと思います。

まとめ

意外と普段の仕事にも通じるところはあるのではないでしょうか?口下手で話すのが苦手でしたが、話そうと思えば必要なことは話せるぐらいにはなったかもしれないです。ぜひぜひみなさんもボドゲ仲間をあつめ遊んでいきましょう!

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